感謝されたいわけじゃないけど奉仕したいわけでもない
数年来の鬱憤がたまってたので、吐き出したくなってアカウント作ってみました。
まず、先にお断りしておきますけれど、
・これは個人的な感情や意見である
・万人に理解をしてもらえる考え方ではないことは承知
・すべてただの愚痴
・愚痴の対象者とはもう付き合いがない
ということをご理解の上で、「あらそう~こういう考え方する人もいるのねぇ…」ぐらいの感覚で読んで頂けると嬉しいです。
あと、特定されるのはちょっと嫌なので、年数とかはほんのり曖昧にしたりサバ読んだりしてフェイク入れてます。ご了承ください。
さて…
愚痴をズラズラ書き出す前に、私の状況などを少し前置きしておきましょうか。
長年趣味でイラストを描いたり、漫画描いたり、小説書いたりしてる者です。
即売会にサークル参加する程度には二次創作もやってますが、コロナのこともあってイベントからは少々足が遠のき、
最近はオリジナル(一次創作)で小説家になろう様やカクヨム様といった投稿サイトを中心にうろうろ細々活動し、
なんの幸運か、1作品商業出版させて頂いたりもしました。
けれど、その作品が続刊することもなく、新作が書籍されることもなく…という、その程度の底辺ワナビです。
Web上の友達というか、お互いの作品についてちょっとお喋り出来るような付き合いの方は欲しいなーということで、Twitterで繋がりたい系のタグ使ってフォローさせてもらったりとか、
そういう感じで創作仲間みたいなのを増やしたりしています。
増やしてるっても、追いきれなくなって疎遠になるのも悲しいので、自分で追いきれる範囲として20~30人程度の相互さん(そのうちの10人ぐらいがよくやり取りする仲という感じ)とのんびりお付き合いしていってる感じです。
そうやって、自分と気が合いそうな、長く付き合っていけそうな雰囲気の人を選んで(…って言い方は悪いですけど)フォロイーさん増やしていたんですけど。
付き合ってくうちに合わなくなるというか、なんか腹立つこと重ねられて、ちょっともう無理…ってなることもあるよねって。
そうして悶々してしまった、とある人々に対する愚痴です。
イラストを描くのが好きです。
下手ですけど。
元々は漫画家になりたくていろいろ描いてたんですけど、どうも技量が足りなくて。
練習しても上手くならないし、でも描きたいお話はあるし…ということで、描けないなら書けばいいじゃない!と小説を書くようになったのですが、
そういう経緯から絵を描くことは好きなんです。決して上手いわけじゃないけど。
なので、自分の作品のキャラクターはもちろん自分で描いてます。
それを表紙に使ったり、Twitterなどで更新連絡や宣伝するとき、繋がりたいタグを使うときなどに「こういうキャラがいる作品書いてます!」と主張するのに利用しています。
私は自分で描けるので描きますが、人様から描いて頂くことももちろん大歓迎ですし、そんなことをされたら天にも昇る気持ちで大喜びです。
…これ、小説書いてる人ならわかると思うんですけど、自分の小説のキャラクターをイラストにして頂けるのって本当に嬉しいんですよ。
自分で描けない(と思っている)人なんか特にそうなんじゃないでしょうか?
「誰でもいいから描いて欲しい」って思ってる人、絶対多いと思うし、描いてもらえれば言葉にならないくらいに嬉しい人もかなり多いと思うんです。
私はもちろん嬉しいです。
自分がされて嫌なことは他人にしないようにするのと同じで、自分がされて嬉しいことは、積極的に他人にしていこうと思っています。
…あ、押しつけがましい奴だというのは承知なので、怒らないでください。
こういう行動が押しつけがましいのはわかっているし、イラスト描かれるとかまったく嬉しくない、寧ろめっちゃ嫌!って人もいるのはわかってるので、いきなり押しつけたりということは極力しません。多少仲良くなった人に対してだけ「描いてもいい?」と確認取ってからです。
そんなお絵描き欲が高まっているときに活躍してくれるのが『いいねしてくれた人に描く』系のタグです。
これなら反応くれた人=絵を描いて送りつけても歓迎してくれる人だけにイラストを描けます。とてもいいタグです。
いいねしてくれた人を確認したら、まずやることは、その人の作品を読むこと。
作品を読まなければどんなキャラクターがいるかわからないですし、もし「主人公を描いてください」と指定されていても、それがどういう性格のキャラクターなのかわからないですから。わからないものは描けません。
だから、まず読みます。
たとえ私的に好みではない作品でも、ものすごい読みにくい文章でも、取り敢えず読みます。まあ、合いそうだなって思ってフォローした人なので、苦手な作風に当たることは極めて稀なんですけど(読みにくい文章はある)
時間的には公開分の最後まで読み切ることはなかったりしますけど、キャラの把握を出来る程度には必ず読みます。
もちろん作者さんの想像や意図をすべて正確に読み取ることは不可能なので、外見の特徴や服装の特徴などだけはなるべくしっかり把握して、キャラデザに反映したいものです。
作者さんも描く人で既にキャラデザがあるようなら、メディア欄漁って参考にしたりします。そういうときは申し訳ないけど、作品を読むまでに至らないこともあります。参考資料が既にあるので。
でもまあ、大抵は小説書きさんなので、絵は描かない人が多いんですよね。
だから、作品を読まないと始まらない。
キャラをなんとなく把握したら描きます。
私の場合ですが、タグの文言が「描きます」のときは勝手に描いて完成したのをツイートしますが、「描かせてください」の場合はキャラデザをしたらDM内で確認してもらってから清書して完成ツイート…という手順を踏んでいます。
いや、いました、だな。最近はもうそんなの関係なく、サクッと描いて完成~と垂れ流してます。理由はこれから書きますが、確認したりするのがいろいろと面倒臭くなってしまったんですよ。
で、描きました。
大抵の人は、描くと喜んでくれますし「イメージ通りです!」と言ってくださいます。
もちろんお世辞だっていうのはわかってるんですよ。でも、時間かけて頑張って作品読み込んでキャラデザしたものなので、イメージ通りと言って頂けると本当に嬉しいし、テンション高めの文面で喜びを表現してくれていると、描いてよかったー!とガッツポーズ決めちゃいますよね。
普通はそうなんですよ。
まあ、よほど文章に欠けがない限りは、同じ文章から想像を膨らませることになるんだし、誰が描いてもだいたい同じような雰囲気のキャラデザに行き着くと思うんですよね。
商業だとそこに売れ線要素とか映え的なものも追加されるだろうから、イメージと違うなって部分もあるかと思うんですけど、素人が個人的に描いてるものならそういう縛りがなくて自由度は高いので、文章から拾える部分を忠実に出せますもん。
てか、暗黙の了解って部分もあると思うんですけど、
無償というか善意というか、そういう立場で描いてくれたって認識があるので、普通は「ちょっと違うなー」と思っても黙ってるもんなんすよ。1年以上も経ってから「実はイメージ違ったんすけど~」って指摘してきた人もいましたけど、その場では大変に喜んで(いる振りをして)くれてました。
よっぽど違うようなら、その人とは感性というか、なんかが自分とズレてて違うから、想像通りには絶対にならないと割り切って、もう描いてもらわなきゃいいだけの話なんですけどね。
いたんですよ。
「全然違います」と指摘してきて、やんわり描き直しを要求してきた人が、一人だけ。
この人を、仮にAさんとお呼びします。
いや、気持ちはわかります。
ご自分は「こういう感じの顔で~服はこんなんで~」と考えながら書いているんだろうし、それに掠りもしなかったら不満を感じて文句を言いたくなるのもわかるんです。
こっちだって、大切なお子さん(という言い方を嫌う人もいますが、作品=生み出した我が子という認識の人も多いのでお子さんと呼ばせて頂きます)をお借りしている以上、文章から汲み取れる要素を出来る限り盛り込んで、なるべく沿うようにキャラデザしたいですもん。
でも、他人の頭の中を完全に再現出来るわけではないし。
そしてまた困ったことに、Aさんの文章が、私にとっては非常に読みにくい文章だったんです。
舞台が何故そうなっているのかの事情が説明されないまま物語が進み、なんの前触れもなく恋人らしき男が登場してイチャイチャしているのに、恋人ではないといわれているし。…わからん。なんなんだこの人達は??
首を捻りながら一生懸命読み進め、取り敢えず主人公周辺と恋人らしき男のことは把握したので、このあたりを描いてみようかと描いてみる。
私「出来ました~」
A「ありがとうございます。これは主人公とヒーローですか?」
私「はい、そのつもりです」
A「ヒーローは黒髪です」
私「え、ごめんなさい。サラサラ金髪なイメージだったので…」
A「それからこっちは主人公と、誰を描いてくれたんですか?」
私「えっと、いつも一緒にいる精霊さんのつもりです」
A「そうなんですね。イメージと違い過ぎてわからなかったです」
私「ごめんなさい。文章で拾えたイメージで描いてみたんですけど…」
A「精霊は~(以下精霊の外見や性格について)という感じなんですよね。最終話で〇〇もしているので、こういう感じではないんです」
最終話まで読んでなかったから(読みにくすぎて途中で脱落した)そこを突かれたのは本当に申し訳なかったし、そんな中途半端な状態で描いた私も悪かったんですけど。
でも、喋り方がきゃらきゃらきゃっきゃっと小さな子供みたいな口調だし、ベッドの上でころころ転がってたり、主人公に抱き着いて「いいじゃんいいじゃん~ねぇねぇ!」みたいなテンションでしょっちゅう我儘言ったりしている人外が、スラッと背の高い美青年だとどうして読み取れようか…。
ヒーローこと恋人らしき男も白馬の王子様的な貴公子然としつつもなんかナンパっぽいっていうか、女たらし感とちょっとチャラついた雰囲気出してたから、こりゃ金髪碧眼のチャラ系貴族だろうなって偏見から描いてしまったのも悪かったんです。
でも黒髪なんて別に書いてなかったような…?
そんなこんなで、ヒーローは髪を黒く塗って、
精霊さんは大人姿に描き直したけど「髪は腰よりも長いんです」と再度指摘され(だったら最初からそう言えよ。ただの長髪じゃなくてさ)もう一度描き直しました。
…なんか、とても悲しくなった出来事でした。
このときは他にも5人ぐらいに絵を描いて渡してたんですけど、他の人達はリツイートして「描いてもらいました!」ってやってくれて一応喜んでくれてるのは伝わって来たんですけど、Aさんは指摘ばっかで特に喜んでくれた形跡もなく…
リツイートしろと強制するわけじゃないですけど、描いてもらったと周知することもしてくれないんだなぁ、と。
描かれたことが気に入らないんだなぁ、とちょっとがっかりと申し訳ない気分で落ち込んでたりしたんですけども。
でもこのAさん、こういう〇〇します系のタグを使うと、毎回反応するんですよ。
あなたの小説読みます、あなたの文章を評価します、あなたを〇〇に例えると…etc
これで嫌になったかと思ってたのに、イラスト描きます系のタグにまで、ほぼ毎回反応するんです。
やだなぁ。また描いてまた文句言われるのかなぁ。嫌だなぁ。
でも人様のお絵描きしたいなー(なんでかっつーと、自分のキャラばっか描いてるのも少し飽きたりする時期がたまにあるんです。でもお絵描きはしたかったりするんです)
悩んだ結果、タグを使うときもあるけれど、今まで反応してくれた人のキャラだけ描いて押しつける方式を採用することにしたんです。一度でも描いてってきた人なら新しく送りつけても怒らないだろう、という考えからです。
そしたらね、他の人が描いてもらいました報告してるのをリツイートして、Aさんが言うんです。
「いいなぁ。誰か私の子達も描いてくれないかなぁ。羨ましい」
……なんだこれは?
まさか私に向かって言ってるのか?(いや。そんなことはないと信じたい)
そういうことが何回かあったんです。
偶然のタイミングなのかも知れないし、ただ単に、相手は誰でもいいから自キャラを描いてくれる人を探しているだけなのかも知れない。別に私宛てというわけではなく。
てゆーか、こいつ私のこと多分ミュートにしてやがんな??
どうりで最近なんにも反応しなくなったわけだよ。
ミュートしてるくせに「描いて欲しいなぁ(チラッチラッ」ってしてても知るか。
私には関係ない。空リプなんだから私宛てではないのだし、知らん。反応する義務はない。
描いて欲しいなら普通にそう言ってくればいいじゃないか。それも言わないで、私が気を遣って「描こうか?」って立候補するのを待ってるというのなら、それもまた随分とひどい話だと思うよ。私から言ったら、また駄目出しされまくっても聞き入れなきゃいけないもの。
それでもAさんは言う。
「いいなぁ。誰か私の子達も描いてくれないかなぁ。羨ましい」
さすがにちょっと鬱陶しい。
ちょっと気持ちが落ち着くまでミュートにしとこう。
そしてこのまま、そっとFOだ。それが一番平和的だろう。
そこからちょっともういろいろ更に積み重なったので、えいやっ!とブロ解してサヨナラして早数年…
コンテストで受賞して書籍も何冊か出されたようだけど、お元気にしているだろうか。
二度と関わりたくはないけど。
イラストを描くのは好きです。
古臭い少女漫画絵だし、そんなに上手くないし、寧ろ下手と思えるレベルだろうけど。
頼まれたら喜んで描きますし、自分から描かせて欲しいっていうときもあります。
それは、相手の方個人もしくは作品が好きだからです。その人が喜んだ顔が見たいからです。
(ネットを介してだから顔が見えるわけないだろ、というツッコミはなしでお願いします)
けれど、私は別に、一方的に奉仕したいわけじゃない。
押しつけがましく「描いてやったんだから感謝しろ」と言うつもりはないけど、
上から「自分のキャラを描かせてあげている」と言われるのはやっぱりちょっと違う気がする。
ただ喜んで欲しいという好意や善意というものから、こういうことをしています。だから感謝は必要としてないです。喜んで欲しいだけです。
それでも、私からそうされることが当然だと思われるのは、やっぱちょっとヘコみます。そこまで奴隷根性してないです。
最近アカウントを作り直して、新しい交友関係を築きつつ、新しい環境で久々に描きますタグを使ってみて、楽しかったのと同時にAさんのことを思い出してモヤモヤッとしてしまったので、
ちょっと吐き出し愚痴でした。